意味
起きたことには意味がある
神様は乗り越えられない困難を与えない、と聞くけど、
じゃあ乗り越えた先に得られるものを楽しみにすればいいの?
とひねくれた気持ちで考えることがある。
ここ数ヶ月、色々なことが起きたことも、乗り越えられる困難で、
それを乗り越えると得るもの、見えてくるもの、があって、
それぞれに意味がある、というわけだろうか。
正直、そうでも思わないとやってられん!というのと、
そうじゃないとやってられん!とも思う。
人が手にする幸不幸の分量は同じだけ
と言ってたけど、それ、ほんと?と。
見えないところで苦労や辛いこと、困難、悲しい思い出、
人それぞれ色々抱えている。
じゃあ、そのしんどいことを帳消しにしてくれるような楽しくて幸せで、
甘くてとろけそうな出来事、本当にあるの?あったの?
たった今の、幸せなことと、たった今の不幸せなことと、
プラスマイナスが同じことだとは、思えない。
八月からの仕事
とある事情で今の職場の契約が完了するに従い、
次の仕事を探さねばならないと判明したこの数ヶ月。
第一希望の職場より正式にオファーを受け、八月からは無事、異動(この言い方で間違いなような、正しいような)することに。
正直、契約完了は青天の霹靂で、未だ本当に完了なのか、
と実感があるような、ないような、ふわっとした感じなのだが、
それに向けての諸々が進行し、ついに残り1ヶ月半となってしまった。
少し焦らねばな、と言う気持ちと、この先どうしようか、と綯交ぜ状態だったので、
ちょっと気楽になった、のも本音。
異動先は人間関係はいいけど、人数も増えるし、今より労働条件が良い分、
もっとシビアな環境になるのでは?という恐れもある。
今まで、多少ながら築いた人間関係を手放すのも寂しいし、心細い。
何歳になっても新しい環境に飛び込むのは勇気がいるな、と改めて。
「きのう何食べた?」という漫画がある。
詳しくは各々調べて貰えばと思うが、この春にテレ東でドラマ化された。
深夜帯なので、録画してみているが、原作が飯テロ漫画なので、
ドラマとしても深夜の飯テロ。
リアルタイムでみていたら、体重増加は間違いないと思われる。
で、このドラマの何がいいかというと、私的に一番は、オープニングテーマが流れる時。曲とタイミング。
OAUというグループの「帰り道」という曲が主題歌。
OAUさんの実態は知らないけれど、アコギらしきシンプルな旋律と、
その後ろに流れるケルト(アイリッシュなやつ)の笛の音色(本当に笛かは謎)、
そして歌詞の組み合わせ。
「ただいま」「おかえり」という日常のささやかなやり取りを歌ってるけど、
幸せだった日々を、大事な人との別れを経ての思い出を歌っているようにも聞こえて、なんとも切ない。
夕暮れ時の言葉にできない寂しさも感じられて、なんともメランコリック。
(昔宝塚のお芝居で「メランコリック・ジゴロ」ってあったけど、見た事ある人いないかな)
仕事と日常と、とりとめもないことを書き連ねたけど、
とりあえず無職にならなくてよかった、が一番大きい。
ちょっと切り替えできた
四月末から結構落ち込んだり、行き詰まったりしてたけど、
やっとちょっとだけ息つけて、切り替えのスイッチが入ったかな、
と頭でも気持ちでも感じられるように。
前はどうやってリセットしてたっけ?
と巡らせたら、思い出せたのは一つだけ。
「魔女の宅急便」を見てた、ってこと。
14歳のキキと今の私では、それこそ娘と母くらいの年齢差だけど、
あれを見ると、結局のところ、私の中身は14歳と大差ないのかな、と。
そういう訳で、とにかく仕事を頑張ります。