一つ目を見ました
今年の初めに書いたこのブログ。
タイトル通り、一つ目を見てきました。
場所は藤田美術館。
今年の春の開館が3/4から始まっていまして、法事の帰りに寄り道。
平日に行ったのですが、その日はご来場の方が多いので、
と、普段は土曜日にしか行われない、学芸員さんの解説が聞けました。
今回の「ザ・コレクション」と銘打たれた展示では、藤田美術館所蔵の国宝と
重要文化財が、前期・後期と日を分けて、展示内容がごっそり変わるとのこと。
後期が始まったらまた見に行かなきゃ!と決意。
曜変天目などの主要展示物(確か三つ)は、会期中、ずっと展示されているそう。
で、その曜変天目。
見る前に「見たらその宇宙に吸い込まれてしまう?」なんて考えながら、
いざご対面すると、言葉が出ませんでした。
曜変天目が伝わった時代の日本には、ダイヤとかサファイヤとか、
そういうきらきら輝いたものがなかったと思われるので、
そんな時に、透けるような瑠璃色の、不思議な輝きのあるこのお茶碗は、
見た人の心を奪って仕方なかった、と。
言葉でこの気持ちを表すのは難しい。。
ともあれ、念願叶いました。