再就職(アルバイトですが)のきっかけ
強制労働強制労働、と言ってますが、
正直、言葉だけで、労働に関しては意欲的に働いております。
(元々専業主婦に向いていないと思われる)
北の将軍もどきは、私へのお小遣い=家事労働の対価、という考えなので、
家事をサボると烈火のごとく怒ります。
お給料はもらうのに仕事しない、という給料泥棒状態ですから、
もっと厳しい環境で働いて収入を得ている側にとっては最も、という気もしますが、
家事労働は終わりがなくて、休みもなくて、お小遣いという対価が払われているのだから、
ということを持ち出されたら、二十四時間営業なわけです。
なぜ将軍もどきには土日休があるのに、主婦にはないの?と言うと、
昼間一人でのんびりできてる=休み
という理論。
正直、ここの意見はいまだに将軍もどきと対立しておりまして平行線です。
で、なぜ7年ぶりに労働するに至ったか。
南国からこの不毛の地に降り立って、土地に慣れるまでは、とぼんやり過ごしていましたが、
そろそろアルバイトでもしたら、とこうるさい将軍もどきのいうことも分かるので、
家から徒歩3分の場所でアルバイトを始めました。
が、以前のブログにも書いた通り、ベテランのうちのお一人からイビリに遭いまして、
それでも一年くらいは続けていたのですが、もう気力体力の限界、と引退を決意。
しながらも細々と続けてはいました。
で、去年の夏のこと、ちょっくら一人南国へ行ったときに、友人の一人から
「shufu37ちゃん、ヒマならうちでバイトせぇへん?」
と言われたのです。
この友人は、私の南国生活中の友人「J」の高校時代の同級生、日本で働いています。
出会ったのは南国で、私が帰国してからも連絡を取り合っていたのですが、
今回ちょうどよく、彼女の夏休みとかち合って、南国にて再会の食事、となった席のことでした。
友人の会社がどんな会社か全く知らなかったので質問をしたら、
「派遣登録した方を適職や希望職種に派遣(紹介型派遣やアルバイトとして)する会社」
とのこと。社名は書けませんが、販売職をメインにしている会社でした(事務職も少ないけどあり)。
友人は、うちの会社に登録して、気に入るバイトがあったら、短期でも長期でも、
暇つぶしにやってみたら?と言ってくれたのです。
家でじっとしてるよりいいでしょ?と。
(そこには、私が将軍もどきにお給料で生きていくのはいろんな制限があるからしんどい、と零したのを心配してくれたから故のことでした)
正直、管理部門のOLしかしたことのない私に、全くの畑違い。
向いている向いていないは別として、折角のお誘い、登録だけはしよう、
と帰国後に手続きをしました。メールで登録、返信待ち、のみ。
返信があり、面談に出向き、担当の若い女の子に、正直に
- 販売職をしたことがない
- 向いているかどうかわからない
- 紹介してくれた友人の顔に泥を塗るわけにはいかない
- 一日のみで短時間のもので度胸試ししてみたい
などを話しまして、二週間後(だったかな?)に、一日のみ4時間、
というバイトの話を持ってきてくれました。
初心者未経験者でもいい、との先方からの回答なので、
それならば!と勇んで当日を迎えました。
4時間後、私の感想は
「うーん、分からん」
たった4時間故なのか、職種のせいなのか、とにかく実感のないまま終わりました。
そしてその後が12月の強制労働。
担当の女の子は、
これで度胸もつきましたし、じゃあ今度はこれを!
と選んでくれたのは、ホリデーシーズン限定の高時給だけど、すごく忙しいもの。
某有名ブランドのアクセサリー販売でした。
これまた、初日の挨拶の日に社員さんに
「販売職は本当に初めてですのでご指導をお願いします」
と一人ずつに挨拶させてもらい、イチから指導。。
そんなこんなで無事に1ヶ月を乗り越えて、今、なのですが、
長々書いた上記を読み返すと、単に
「友人に恥をかかせるわけにはいかない」
と
「自分で稼いだお小遣いでなら何をしても自由」
のこの二つが原動力でした。
たまたま友人の言ってくれたお誘いがきっかけだったのですが、
鬱々とした毎日を変えたかったのも正直な気持ちです。
私は働いている頃、
心から尊敬できる上司の下で、その方が一日、なんの憂いもなく、
つつがなく仕事を進めるための下地づくりのような働きがしたい
という気持ちでした。
これを気付いたのは30歳も近い頃で、もっと早く気付いていれば、
進む道も違ったのだろうか、と未だに後悔していますが、
たらればなので諦めるとして、未だその気持ちは変わりません。
今回、幸運なことに、店長さんは尊敬できそうな方で、この方の何か役に立てられるのなら、
という気持ちが湧き出ていた所に、
一週間のみから、長期(の予定)のアルバイトのお誘いを受けしました。
かつて私が培ったスキルなんて、何一つ役に立っていないのが現状です。
(そもそも、スキルあった?笑)
だけど、何かしら期待してくれた、これが私にとっては何より嬉しかった。
一日の中のかなり短い時間しか接してないのに、見込んでくれた、これも嬉しかった。
なので、この人の期待に背かないよう、できることは一所懸命、
できないことは教えを請うて学ぼう、と思い、ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします、と勤務日の最後にお願いしました。
さて、北の将軍もどきの反応も。
働くことに対しては寛容な将軍もどきなので(自分の小遣いは自分で稼げ、が口癖。家計からのお小遣いは無駄な出費くらい思ってる節あり)、
アルバイトの面接に行ってくる、
アルバイトの日程が決まった、
時給と拘束時間はこれくらい
以上を言えば、
「お好きにどうぞ。ご自分のお小遣いはご自分で」
と必ず言われてイラっとしました。
お正月三日の冷戦もこの話題から始まったのですが。。。
私が世間と離れていた時間はそこそこ長いので、
始める前までは、こんなブランクがあって、と思い悩んでいましたが、
かつて社会人を経験したのだから、全くのゼロからのスタートでもないし、
(きちんと挨拶できるし!お辞儀の仕方も知ってる!)
主婦をして知ったこともある、あとは謙虚でいよう、それは必ず心掛けよう、
というのが、私の持ってた自信と決意です。
何もないとフラフラしてしまうけど、最低限は持っている、くらい。
このブログが読まれた方の何かしらの「きっかけ」になれば、幸い、と思い今日はあるがままに書きました。
けど、結構恥ずかしいので、そのうち削除する・・・かもです。